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海馬(かいば)

タツノオトシゴです。

腰痛・頻尿・咳・腎疾患・皮膚の化膿疾患、

免疫能力・記憶能力を高め、抗老化作用もあるとされています。

効能:壮陽補腎納気、活血散血、消腫止痛

​注意:陰虚火旺(いんきょかおう)時は禁忌

海馬は、そのサイズが大きいほど効果も高いとされています(※サイズ比下図参照)

​当院では症状に合わせてそれぞれを使い分けています

​ サイズ小 

​ サイズ中 

​ サイズ大 

​海龍(かいりゅう)

滋養強壮に効果があり、免疫力を高めます。

リンパ腺炎・甲状腺腫に効果的です。

効能:滋陰補腎

​注意:陰虚火旺時は禁忌

かなり大きな生薬です

​冬虫夏草(とうちゅうかそう)

腰や膝の痛みや、喀血・咳などの肺疾患、

腎疾患・がんなどの免疫力が低下する疾患に特に効果的

効能:益人補肺、止血化痰

​注意:陰虚火旺・表証・肺熱喀血には禁忌

鹿茸(ろくじょう)

腎陽不足による四肢の冷え・不妊症・頻尿・腰痛・難聴

筋肉補強・難治性潰瘍・各種免疫力が低下する疾患時などに効果的

効能:補腎陽・液精血・強筋骨

​注意:投与量注意。

   陰虚陽亢・血熱・胃火旺盛・肺痰時には禁忌

全蝎(ぜんかつ)

サソリです。

脳卒中・顔面神経麻痺・三叉神経麻痺(ホルネル症候群)などの脳神経疾患、

​腸の亢進症・神経疾患・関節疾患に効果的です。

効能:熄風解痙・解毒散結・通絡止痛

​注意:虚証・血虚生風証は投与時注意

田七人参(でんしちにんじん)

活血止瘀の効能があります。

これは、出血していれば血を止め、血栓があれば融かすという相反する効能です。

当院では急性疾患であるDICなどにヘパリン療法と併用し用いるなどしており、大変良い成果を得られています。

人では冠状動脈硬化性心臓病などにも使用されています。

効能:化瘀止血・活血鎮痛

​注意:投与して陰虚の症状が出た場合などは滋陰涼血薬を

   配合しなければならない。投与量注意。

西洋人参(せいようにんじん)

陰虚による咳や喀血・熱病・滋養・体力回復、

血圧低下作用などがあります。

高血圧状態(心臓病など)でも使用できる滋養強壮剤です。

効能:補気養陰・清火生津

​注意:衰弱時や脾胃寒湿時は禁忌

​   他の漢方薬を配合する時も禁忌薬がある為注意

朝鮮人参(ちょうせんにんじん)

危急状態(出血が止まらない・疾病により極端な虚弱・脈が弱い状態など)、消化器や肺に特に効果的。滋養強壮作用もあります。

効能:大補元気・補脾益肺・生津止渇・安神益智

​注意:実証・熱証・高血圧時は禁忌

​   一緒に配合すると危険な薬物があるので注意

丹参(たんじん)

血滞による心痛・腹痛・手足の疼痛・乳腺炎などの炎症性膿腫・高熱による意識障害などに効果的です。

臨床では肝脾腫大・冠状動脈硬化性心臓病・狭心痛の緩解効果もあります。

効能:活血袪瘀・涼血消癰・養血安神

​注意:出血性疾患には禁忌

​   配合薬との注意が必要

垂盆草(すいぼんそう)

肝炎・黄疸・やけどの治療などに用いられます。

人では伝染性肝炎・黄疸などに効果があり、

血液検査のGPTが上昇している時などにも効果が期待できます。

効能:清熱解毒・利湿

水蛭(すいてつ)

​ヒルです。

血滞による各疾患に効果的です。

臨床では、血小板増加症の治療にも使用されています。

効能:破血逐瘀

注意:出血傾向がある場合は注意

琥珀(こはく)

痙攣・ひきつけ・冠状動脈硬化心臓病のような心疾患、

血尿・尿石症・膀胱炎などの効果があります。

効能:鎮驚安神・活血散瘀・利尿通淋

注意:出血傾向がある場合は注意

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